フリーター

大卒でフリーターを目指す人に知ってほしい【リスクと未来】とは?

将来の為に大学にひとまず進学…しかし、就職活動をする人もいればしない人もいるのが現実です。なぜ大学を卒業してもフリーターを選択するのでしょうか…。

えな
えな
大学生になっても就職活動をしないでフリーターを目指すのはなぜなんですか?
やまがみ
やまがみ
なぜなんでしょうかね。高い学費を払って大学を卒業してもフリーターになる。人それぞれだと思いますが、何故なのかしりたいですよね。
やまがみ
やまがみ
今回は、大学のキャリアセンターでアドバイザーをしているAさんと、既卒者で就職できなかった方々のサポートしているBさんに話を伺っていきましょう。
新卒アドバイザーAさん
新卒アドバイザーAさん
大学のキャリアセンターで学生の就職相談を担当しています。宜しくお願い致します。
既卒アドバイザーBさん
既卒アドバイザーBさん
NPOで既卒者の就職相談を担当しています。宜しくお願い致します。
えな
えな
宜しくお願い致します。
この記事を読むとわかること
  • 大卒者がフリーターを選ぶ理由
  • フリーターのメリットデメリット

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やまがみ
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なぜ大卒でフリーターを選択するのか

  • 就職活動をしてみたが結果を出せなかった
  • やりたいと思う仕事がなかったので卒業後もアルバイトを継続
  • インターンシップを経験して理想と現実が異なってしまった
  • 自由な時間に束縛されることなく仕事ができるのが良い

このような理由でフリーターの道を選択しています。そして、将来像を描けないまま就職活動を迎えてしまう事が原因かもしれません。

やまがみ
やまがみ
実際、キャリアセンターではどのような状況なのですか?
新卒アドバイザーAさん
新卒アドバイザーAさん
内定がとれない事から就活をあきらめてしまったり、やりたいと思う仕事がないと悩んでいる学生は多いです。また、インターンシップに参加して、働きたくないと思ってしまう学生もいました。学校側も本人を勇気づけながら就職させる方向を目指しますけどね。
えな
えな
実際に職場をみてしまって、マイナスな印象になってしまったんですね。良い部分をみようとしなかったのかもしれないけど…
やまがみ
やまがみ
インターンシップに参加は必須みたいになってきていますしね。既卒後の支援をされているBさんの現場ではどうですか?
既卒アドバイザーBさん
既卒アドバイザーBさん
うちは既卒者なので、フリーターで就職活動している人や、一度就職したけど辛くてやめた人が多いです。就職活動しなくて後悔していたり、勤務したけど人間関係に悩んで辞めてしまったりしてアルバイトを継続しています。
えな
えな
フリーターとして働いていても後悔している人も多いんですね…。

フリーターとしての未来を知る

フリーターをしている方々の未来はどうなっていくのでしょうか。企業に就職しないままでアルバイトをずっと続けている場合、いざ、転職しようとしても書類選考の通過率が下がる事は間違いありません。伸びれば伸びるほど、正規雇用の採用は難しくなります。

卒業してから3年間以内に就職する

大学の新卒扱いとして、厚生労働省が概ね3年以内に就職する事を推奨しています。企業側が奨励金をもらえる制度がある為、会社も採用の意識が高いと言えます。

第二新卒として就職する

企業ごとではありますが、20代後半までを第二新卒として採用するケースがあります。これは新卒の就職活動ではなく中途採用になりますので、フリーターを選択した理由と仕事を通して「何を得たのか」をしっかりアウトプットしておいてください。

メリット・デメッリットとは

えな
えな
20代のうちに正規雇用で就職できるように活動した方がいいと感じています。
やまがみ
やまがみ
そうですね。ただ、人によってはメリットと感じている事もあるので、改めてメリット・デメリットを抽出してきましょう!

メリット

  1. 自分らしい働き方ができる(好きな時間・好きな職場)
  2. 働きやすい環境を自分で選ぶ事ができる
  3. 組織にしばられない

デメリット

  1. 他の人と社会人歴での差ができてしまう
  2. 不安定な非正規雇用が続く
  3. 期間限定の心地よい働き方であり、20代後半以降の採用率はさがる

就職担当者からのメッセージ

やまがみ
やまがみ
最後に、大学でアドバイザーをしているAさんとNPOで既卒者支援をしているBさんからメッセージを頂きたいと思います。
新卒アドバイザーAさん
新卒アドバイザーAさん
就職活動をこれからする学生の方、している学生の方にお伝えしたいのは、やりたいと思う仕事に出会うために「興味をもってほしい」という事です。
新卒アドバイザーAさん
新卒アドバイザーAさん
インターンシップに参加する事は素晴らしい事です。

でもそれがすべて真実というわけではありません。就活の段階なので、興味を持てたか持てなかったかくらいで大丈夫なのです。フリーターという選択肢は、学生の就活時では選択しない方がベストと考えます。

既卒アドバイザーBさん
既卒アドバイザーBさん
内定がとれないまま卒業した事がある方は本当に辛かったと思います。生活もありますし、なんとか収入を得なくてはならないと思ってフリーターをしている方もいます。

必要な事ではありますが、正規雇用を目指した就職活動はするべきなのです。なぜならチャンスはまだありますし、組織の中で働くいう経験は少しでもすべきです。一歩踏み出して早めに活動をしてください。

まとめ

  • なぜ大卒でフリーターを選択 ⇒ 現実と理想とのギャップや自由度を求めたい
  • フリーターの未来 ⇒ 3年以内・第二新卒で就職しないと通過率が下がる
  • メリット・デメリット ⇒ 自由度は高いが期限があり、社会人歴の差が出る
  • 就職担当者からのメッセージ ⇒ 職種に興味を持つ。既卒者は早めに活動

 

フリーターという選択肢は、働き方改革による「自由な働き方」というイメージさせます。卒業してすぐに起業したいという大学生もいると思いますが、組織の中の経験を積む事は決して悪い事ではありません。

2021年卒の採用も引き続き好調ではありますので、内定は取りやすくなっています。あきらめずに自分の未来を信じて正規雇用を目指す事をお勧めいたします。

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