- 世の中の25歳の人生
- これからの時代の生き方
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人生やり直し?Aさんのお話
私が初めて転職したのは40歳の時なんですよ。ポジションも給与も望外のものでした。
世界の若者は25歳前後をどう過ごしているのか
日本では18歳で高校を卒業し、就職するか進学して20代前半までには新卒者として企業に入社するのが一般的です。しかし世界的に見て、新卒一括採用など多くの若者が同時に就職する仕組みを持つ国は極めて少数です。
例えばドイツでは、大学への進学は高校の卒業試験の点数順に許可されます。しかし国立大学しかなく数が限られていますので、自分の入学の順番が必ずしも高校卒業時にやってくるとは限りません。
ですから、高校卒業後に一旦就職したり、アルバイトをしたり、中にはバックパッカーとして世界中を放浪することが珍しくありません(勿論高校卒業後、進学を考えないで直ちに就職する人もいます)。
もう一回、ドイツに行きたいっっっ!#バックパッカー#ドイツ#ハンブルク pic.twitter.com/d3e2KdvgyU
— Kota Kawano / 高専卒人事 (@offstage96) January 12, 2015
そして自分の大学入学の順番が来たら学生に戻ります。高校を一緒に卒業しても22歳前後で就職する人もいれば30歳くらいになってやっと目指す企業に就職する人もいます。
このような国の若者からみると「25歳で人生をやり直したい」と考えることは想像できないでしょう。「まだ何も始まっていないのに、何をやり直すの?」と不思議にさえ思うことでしょう。
未来は変えることができます
彼女は今どんなことを思っているでしょうか?「健康だったあの頃に戻りたい」でしょうか。いいえ、恐らく彼女は2020年の夏にオリンピックプールで泳いでいる自身の姿を思い描きながら、毎日少しでも前に進もうとしているのではないでしょうか。このまま病院にいる未来ではなくて、表彰台に立つ未来を自身の手で掴もうとしていると思います。
過去は変えることができないのでやり直しはできません。でも未来は変えることができます。もしこれまでの人生は怠けてしまったな、とか自分の本意でないことをしてしまったと気づくことができたならば今が変化する絶好のチャンスです。
これまでの生き方を変えることは決して簡単ではありませんが、今から始めなくてはいつまでたっても思い描く未来は来ません。人生を閉じるときに「やり直したい」と思っても手遅れでなのです。
人生100年時代、これから75年間をどう生きますか?
但し、10年後には残り時間は65年位になっているかもしれません。時間はだんだん減っていきます。そして多くの場合、時間を追うごとに「未来を変えよう」という気持ちは薄れてきます。
重要なことは、現在或いは過去のどんな点をやり直したいと思っているのかをはっきりさせて、未来を「やり直した姿」にしていくことなのです。「その姿」を強く、極めて強く、できれば色付きで見えてくるほど強く、そして常時思い続けることが変化への第一歩となります。
25歳で人生やり直したいと思った時のまとめ
- 25歳は人生始まったばかり。やり直せるほど人生の足跡を残していません。
- 変えることができるのは未来だけです。しかし人生を閉じるときにはもう未来は変えることはできません。
- 何を変えたいのかをはっきりさせれば、どう行動すればよいか分かってきます。貴方以上に過酷な環境に置かれた人でも「行動して」いることを思い出してください。
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