夢を見て入った会社。
なのに気づけば作り笑いを浮かべ自分を演じる日々。
疲労は蓄積し、気分もどんどん落ち込んでいってしまう。
そんな経験はありませんか?
そんなの気のせいだ、逃げたいだけの言い訳だろ!!
そう責められ、追い詰められて気づけば自分を責め立てたりしていませんか?
そんな貴方に私は1つの言葉を贈ります。
「貴方はよく頑張りました、責める必要はありません。
逃げるのではなく賢く新しい自分になるためのチャンスなんです。」
なので、涙を拭ってください。
独りで泣くのは終わりにしましょう、笑顔の方がきっと楽しいです。
現在鬱と共存しながら新たな会社で働いている私が言うのだから間違いありません。
どうか私に貴方の新しい人生への手助けをさせていただけませんか?
Contents
そもそも「鬱病は甘え」なの?
うつ病とは?
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。
出典: こころの耳
「鬱は甘え」は古い
最近よく聞きますが、考えの古い人や元体育会系の精神論の人ほど良く言いますよね。
私から言わせてもらえば考えが古いですし、「鬱病は甘えだ!」そんなことを言っている人がいたら知識の無さを恥じろと言い返してもいいくらいだと思っています。
そういう人は何故いるのか?
それは「自分が当事者にならないと理解できないから。」です。
その人の育った環境ではそれに気づけないんですね。
なのでわからない、だから理解できない、結果そんなものは気のせいだとなるんです。
鬱病は決して甘えではありません。
命さえ奪われるかもしれない、国が認めた病気であり障害です。
鬱病の原因って?どんな人がなりやすい?
鬱病は近年問題視され、認知も増えたれっきとした精神の病気であり、精神障害に認定されています。
日本の自殺者割合の内、鬱病の人がかなりの数を占めているといっても過言ではありません。
原因は様々で、身体的ストレスから精神的ストレス等があります。
あなたは楽しいと感じることはありますか?
それも1つのストレスです。
ストレスとは環境の変化によって、体や心に負荷がかかっている状態の事をいいます。
つまり、平常時から気分が急激に変わるのもストレスなのです。
次に鬱病になりやすい人について説明しますね。
①変化に適応するのが苦手な人
②無意識で人に気を遣ってしまう人
③責任感が強い人
④生真面目で完璧主義な人
⑤長時間労働などの過労をしている人
⑥睡眠不足の人
⑦勤務時間が不規則な人
上記に当てはまる項目が多い人は要注意ですね。
勿論全員が全員そうとは言い切れませんが、高確率で鬱病になりやすい人はこれらに当てはまります。
職場環境で鬱病が起こるきっかけ
①変化に適応するのが苦手な人
これは部署移動や転勤が自分の部署に起きた場合ですね。
「え?自分の部署に?」
そう、自分が当事者じゃなくとも周りの変化がストレスになる人もいます。
人間は自分が思うより繊細です。
また、新しい仕事仲間が苦手なタイプだったり上手くいかなかったりもしますよね?
それもこれに当てはまります。
②無意識で人に気を遣ってしまう人
「Aさん大変そうだし手伝ってあげようかな・・・。」
「Bさん今日急用があるって言っていたな。」
無意識のうちに人を気遣っていませんか?
その結果するべきことが増えてしまったり、周りに神経を使ったりして自分自身が疲れてしまいます。
そうなることでどんどん元気がなくなり、人と接するのが億劫になりがちかと思います。
③責任感が強い人
「この仕事、納期まで時間が少ないから頑張らないと!」
「みんな不安そうだな、ここは自分が頑張らないと」
そう考えやすい人、頼られやすい人も要注意。
④生真面目で完璧主義な人
「休み時間を多くとるとか許せない。仕事中にネットで他サイトを見たりダラダラしたり・・・。
自分は違うから頑張らないと。」
「これ、まだ改良できるよな、時間あるし。」
無意識に業務時間にだらしない人に対して冷めた感情を抱いたり、「自分は違う」と思って無理していませんか?
また、仕事に完璧を求める辺り100点満点を求めすぎてはいませんか?
それらは神経を削ったり気づかないうちに過労につながります
⑤長時間労働などの過労をしている人
これは火を見るより明らかな問題です。
最近は残業しないようにと国も働きかけてはいますが、実際はタイムカードを切らされてサービス残業三昧だったりとなかなか無くなりません。
ここで質問ですが、その仕事の締め切りはいつですか?
貴方が必ずやらないといけない仕事ですか?
誰かの尻ぬぐいになっていませんか?
本来仕事というものは残業をしない、定時で終わるように計画を立ててやるものです。
それでも終わらなければ疑問を持ちましょう。
⑥睡眠不足の人
これも多い問題ですが、精神が疲弊していると睡眠が上手く取れなくなります。
結果疲れが回復しないためどんどん蓄積してしまいます。
「仕事が心配で・・・。」
「モヤモヤ考え事や悩みばかりで寝れません。」
そんな不眠症の人は鬱予備軍なので要注意です。
⑦勤務時間が不規則な人
最後にですが、私は元々夜勤と日勤の交代制で仕事をしていました。
最初は問題ないのですが、それに上記①~⑥が絡み合い身体のサイクルが狂ってしまい結果鬱病を引き起こしました。
勤務時間が不規則だと身体がその環境に馴染もうとしても馴染む前に環境が変わってしまうので感覚が狂ってしまいかなりの負荷(ストレス)になってしまいます。
勿論、問題ない人もいますが本来人間は朝起きて夜寝る生き物なので
脳がその変化に追いつけないことが多いです。
私鬱病かも・・・そう思ったら
会社などでそう話してしまうと高確率で「気のせいだ、甘えだ。」という回答が返ってきます。
なので精神科に行きたくないと思うかもしれませんが、
精神科か心療内科を受診することをお勧めします。
仕事に行くよりも先決なので、仕事は適当に理由をつけて休みましょう。
病院に行く前にやるべきこと
なので今までの出来事や、どういった時に辛くなるのか、気分が沈むのかなどをできる範囲でいいのでメモをしましょう。
先生はそれらをもとに診断し、場合によっては診断書を書いてくれます。
病院に行きたいけれど・・・
何もしたくなくなり、心が空虚になります。
そんな時はおそらく病院に行くのも辛いかもしれません。
無理していく必要性はありませんが、今後の事を考えてみてもう少し頑張りましょう!
鬱だと判明したら
鬱病の治療法は薬物治療もありますが、心や身体をきちんと休ませてあげるのが大切です。
会社には診断書を持っていき病休が取れれば病休を取りましょう。
また、初心から半年以上経過しそれでも完治の兆しがなければ障害者手帳の申請をすることもできます。
障害者と聞くとなんとなくいいイメージはないと思いますが、それを持つことで受けられる国のサービスが増えるので取った方が私はいいと思います。
実際に筆者が鬱認定後に受けたサービス
その後勤務歴にもよりますが、ハローワークで失業給付金を貰いました。
障害者認定されていた場合、失業給付の受給期間がかなり伸びますので、手帳が取れそうなら取ってからだとなお良いです。
その間は療養し、失業給付期間が過ぎた後それでも治らないので生活保護を受給しました。
生活保護は皆さんの税金で受けられる制度なので、不正受給だと責められる筋合いはありませんし働けるようになったらその分また納税すればいいのです。
近年不正受給だなんだと騒がれ肩身は狭い思いをしますが、少なくともお金の心配はしなくなるのでその分療養に専念できます。
まとめ
ここまで読んでくださるとわかるかと思いますが、鬱病は病気なので、それで会社を辞めるのは私は逃げだとは思いません。
ただ鬱病は1度なってしまうと完治がとても難しい病気なのでならないように気を付けるか、なる前に自分が悲鳴を上げていたら転職も視野に入れましょう。
「仕事を辞めるのは逃げではない。」
なのでネットの情報に騙されて不安にならないでください。
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