転職

転職先を一年で辞める?次の転職に不利にならないための対策について

〜過去の話: えなが現在の職に就く前〜

えな
えな
やまがみさん、私は20代前半で転職を2回経験しています。その上、在籍期間も短く最近まで勤めていた会社は一年で辞めてしまいました。これって次の転職の時に、やっぱり不利ですよねぇ。
やまがみ
やまがみ
いいえ、必ずしもそうとは言えませんよ。特にえなさんの場合は、三社とも調理という共通点がある仕事でしたし、一社目は会社都合、三社目は仕事の特性から生じた体調不良ですから、そんなに悲観することはないと思います。
えな
えな
何故辞めたのかを、相手に理解してもらいやすいように説明することが大切なんですね。
やまがみ
やまがみ
その通りです。えなさんは今回は事務職への転向を考えているわけですから、これまでの経験をどう活かせるかも説明しなくてはなりません。では具体的にどうすればよいのかお話ししますね。

退職理由は客観的に説明する

せっかく入社した会社を辞めるのですから、本人にはどうしてもその企業に居続けたくない理由や、転職したい背景があるはずです。転職希望先との面接でも、志望動機に加えて何故前職を辞めたのかは必ず聞かれますから、退職理由をきちんと説明することは重要です。

この際に気を付けなくてはならないのは、「客観的に」退職理由を説明する、ということです。例えば、「自分がやりたいと思っていた調理の仕事を全くやらせてもらえないで、接客ばかりを担当させられた」ということが不満で退職したとしましょう。

これをそのまま退職理由として言ってしまうと、面接官はどう感じると思いますか?「うんうん、その気持ち良くわかる!」とは思わなくて、寧ろ「会社には色々考えがあって接客担当にしたのだろう。なのに、それが嫌で1年も経たないうちに転職か。当社に入社しても我ままな気持ちが出て、すぐに辞めてしまうかもしれないな」と考えるのが普通です。

つまり、自分中心で退職理由を説明するのでなく、第三者が聞いても「それならば、退職も仕方ないな」と思えるように説明することが大切です。自分の感情や意見だけを述べるのではなく、「発生した困難と、それをどのように解決しようとしたか、その結果何ができて何ができなかったのか」を客観的に伝えることが必要です。そのためには面接前に退職理由を文章にして、誰かに読んでもらい独りよがりになっていないかを確認してもらいましょう。

具体的な例

やまがみ
やまがみ
先の例で説明すると、次のような説明なら相手も共感してくれるでしょう。
  1. 最初は仕事を覚えるために接客にも前向きに取り組みました。ただ、調理の仕事をする前提で入社したので、上司に何時頃から調理ができるのかおおよその計画を何度か伺いましたが、明確な回答が頂けませんでした。
  2. そのうち接客担当が続けて2人退職してしまい、上司からこれからも接客担当をやって欲しい、と言われました。
  3. 私は調理の仕事をしたくて入社したので、接客担当は新規に雇って欲しいとお願いしましたが聞き入れてもらえませんでした。
えな
えな
なるほど。直面した困難を自分の出来る範囲で取り除こうとした努力の跡を知ってもらうことですね。

これまでの仕事で得たスキルの活かし方を説明する

これまでの仕事とは異なる職種に転職しようとする場合、果たして自分が持っている経験や知識が新しい職種で活かせるのか心配になりますよね。逆に自分は「出来る」と思っても相手が「新卒者でないのに、何も経験が無い人を採用できない」と感じているかもしれません。

やまがみ
やまがみ
でも、安心してください。仕事を進めていく基本的なスキルというのは、レストランであれ販売店であれ、或いは事務職であっても同じなんです。だから前職できちんと仕事をしていた人であれば、自ずと基礎力はついているものです。
えな
えな
私が接客担当だった時には、お客様全員の様子を遠目で伺いながら、呼ばれたら直ぐに行動できるようにしていました。ご注文から食事を出す時間をなるべく短くするために厨房の方と調整したり、時にはクレームもありましたがお客様のお叱りを一生懸命伺ってお詫びをしたりしました。
やまがみ
やまがみ
いいですね。えなさんが日々の業務の中で心掛けていたことは事務職にとても大変重要な姿勢です。

全体を俯瞰する力:事務職は周囲の人のサポートをすることが多いですが、頼まれる前に状況を判断し自分から何かお手伝いできることはないかと相手に歩み寄っていける人は重宝がられます。

計画力:仕事を効率的に行うには優先順位をつけて段取り良く行うことが大切です。他者との調整力があると更に仕事がはかどります。

傾聴力:相手の真意をくみ取って行動する。自分の思いだけで物事を進めると組織の考えとは異なる方向に行ってしまう危険がありますから注意しましょう。

このように調理や接客しか担当したことが無い方でも、事務職として仕事をするうえで欠かせないスキルは習得していることが多いものです。「この仕事をする時には、こんなことに気を付けていた」という事柄を書き出してみましょう。それが今の貴方の保有スキルです。

自分のスキルの棚卸は定期的に行いましょう。今自分は何ができて、何ができないのか、だから今後はこのスキルを身に付けよう、とスキルアップの方向性も分かってきます。こうやって少しづつ前進することで3年、5年と経ってみると自分でもびっくりするくらいの力が付きます。その力が貴方のキャリアチャンスを更に広げます。

まとめ

  1. 前職の退職理由を客観的に伝えることができれば、一年で辞めても不利にはなりません。
  2. 仕事を進めていくうえで必要な共通のスキルを知り、それを前職のどのような場面で修得したかを伝えましょう。
  3. 自身のスキルの棚卸を定期的にしましょう。貴方のキャリアチャンスが広がります。

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