- 「辞めたい」と言っても退職できない自体を防ぐためにやるべきこと
- 退職準備が万全ではないのに「辞めたい」と上司に伝えてしまった場合
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【対パワハラ】退職するための準備
忙しい職場であれば、退職意思を伝えてもすぐに退職できるというわけではありません。
ですので、退職意思を伝えても退職できないという状況になる前に準備をする必要があります。
厳しい上司の元であれば、なおさら準備が必要です。
ここでお伝えする準備とは、退職を進めていくのにあらゆる情報を持っておくということです。
退職を進めていくための準備について
- 過去に退職をした人の事例
- 退職に関する会社の就業規則
- 退職に関する法律
これら3つのポイントさえ抑えておけば、自分の退職したい時期に合わせて退職できる可能性が間違いなく高くなります。
過去に退職をした人の事例
過去に退職をした人は、どういった経緯で退職に至ったのか。
また、いつから退職意思を上司に伝えていて、何ヶ月で退職をしたのか。
というような経緯を知っておくと、自分が退職をする時に上司にその経緯を話すことで、退職をすることを有利に進めることができるでしょう。
会社の就業規則(退職規定)について
おそらくどの会社でも、会社の就業規則で退職規定の項目があると思いますが、そこにどんな内容が記載されているのかを理解しておく必要があります。
例えば、退職意思は1ヶ月前に申し出ることというような項目があれば、基本的には会社が決めたルールに従う必要があります。
ですので、退職意思を伝えたからといって、明日退職するなんてことは出来ません。
また、会社によっては退職意思は3ヶ月前に申し出ることというような項目もあったりしますので、注意しておく必要があります。
会社の就業規則なんて読んだことがないという方は今すぐに読んでください。
読んでいなかった人は、『こんなことが書いてあったのか!?』と驚く人もいると思います。
退職に関する法律について
会社の就業規則(退職規定)で退職意思は6ヶ月前に申し出ることのようなことが書かれていたとしても、安心してください。
会社が労働者を拘束させないようにするためにも退職に関する法律がありますので、安心して退職をすることが可能です。
以下の事例をご覧ください。
質問:私は、正社員として10年勤務していますが、このたび家庭の事情で会社を辞めたいと思い退職願いを提出しましたが、上司が受け取ってくれません。会社が同意してくれないと私は退職できないのでしょうか?
答え:退職は、労働者の一方的な意思表示により効力が発生しますので、特に会社の承認は必要としません。民法では期間の定めのない雇用契約については、解約の申し入れ後、2週間(但し、月給制の場合は、当該賃金計算期間の前半に申し入れて下さい。)で終了することとなっており、会社の同意がなければ退職できないというものではありません(民法第627条)
引用:厚生労働省-福岡労働局
十分な準備をせずに退職意思を伝えてしまった場合
退職を進めるための準備が出来ていなかった場合に上司に退職意思を伝えてしまうと、大体の場合だと失敗に終わるケースが多いと聞きます。
上司から強い慰留にあったり、『お前はどこにも雇ってくれないぞ』というような脅し文句を言われたりする場合もあったりするでしょう。
そういった精神的な暴言をまともに受け止めてしまっている人も、しっかりと退職をするための情報をまとめて上司に強気に退職意思を伝えておかないとうまくいかないかもしれません。
退職意思をもう一度伝えたいのであれば早めの方が良い
退職意思を上司に伝えて、一度失敗した場合はやり方が悪かったと割り切って、早めに上司に退職意思をもう一度伝えた方が効果的でしょう。
なぜなら、上司の視点から考えますと、期間が空けば空くほど、また辞めたいと言ってきても、なんとか言えば辞めないだろうと思われるからです。
そう思わせないためにも退職したい方はしっかりと自分の意思を押し通すくらいの気持ちを伝えておかないと、上司に自分の本気の気持ちが伝わらないでしょう。
退職に時間がかかった人の体験談
https://twitter.com/mako_ai_hs/status/1144527741783384065
昨日正式に退職決まった…予定より半年も退職するの時間かかったわ
— ホノ@指先まで綺麗な桜庭になりたい (@jxtViZTTirR1Qb8) March 30, 2015
退職願い出るのに時間かかった~(-_-;)頼むからすっぱり辞めさせてよマジで(`Δ´)なんとか渡される運びにはなってきたけど、月曜には偉い人に言ってくれるみたいだけど…
— 紫苑 (@1943bllove) September 7, 2012
しっかり準備をしてパワハラ上司と戦います!
まとめ
- 過去に退職をした人の事例
- 会社の就業規則(退職規定)について
- 退職に関する法律について
パワハラ上司からなかなか退職させてもらえないということになってしまうこともあります。
- 退職意思をもう一度伝えたいのであれば早い方が良い
- 退職に時間がかかった人の体験談
ということなどをしっかり考えて行動をする必要があると感じていただけたら幸いです。
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