転職するとき前職をクビになったことはやはり伝えないといけないんでしょうか。
隠して選考を受けたらバレますか?
うーん・・・嘘をつくのはもちろんダメですけど、「退職理由を伏せて」っていうのは可能なんですかね?
経歴等に明らかな矛盾点がなく、企業側から聞かれることがないのであれば自分から話す必要はありません。
しかしその後もいつどこで知られることになるかわかりませんし、ずっと隠し通すのは相当の覚悟が必要になるのではないでしょうか。
解雇された場合の転職について解説していくので、一緒に考えてみましょう。
- 会社を解雇されてしまって転職活動に不安がある人
- 会社から退職を促され、会社都合と自己都合どちらにしても良いと言われて迷っている人
Contents
会社都合は自己都合と比べて不利なのか
退職後に失業手当を受け取りたいと考えるなら、会社都合の方がメリットが多いとされています。
自己都合と比べて、3ヶ月の給付制限がなくすぐ(7日後)に受け取れますし、受給期間も長く総受給額も多くなるからです。
では転職においてはどうでしょうか?
残念ながら転職では、会社都合での退職は印象が良くないと言わざるを得ません。
倒産で会社自体がなくなったり、会社側が違法的・不当である解雇をした場合なら仕方がないと言えます。
しかし会社に原因があっても経営不振による人員削減などが理由である場合は、「削減される対象」になった人材として勤務姿勢や就業能力に疑問を持たれるでしょう。
自分に原因がある解雇である場合は当然、何か問題がある人物であることを疑われるのは覚悟しておかないといけません。
ちなみに会社から退職を促されるとき、自己都合での退職を勧められる場合もあります。
厚生労働省からの雇用助成金受給のためや、不当解雇トラブルを避けるために、解雇という形での退職を避ける会社も多いのです。
その場合は「失業手当のために会社都合」「転職のために自己都合」と単純に決めてしまうのではなく、退職の背景や自分のこれからのことをよく考慮して慎重に検討してください。
やっぱり会社都合だと転職には不利なんですね。
でも自己都合でも「すぐ辞める人なんじゃないか」って思われそうですよね。
その通り。自己都合退社でも就業期間が短かったりすでに何回か転職をしている場合、評価は下がります。
なので、理由によっては相対的に会社都合の方がまだ印象が悪くならないということもあり得ます。
自己都合退社を選択できる場合、そういった点も考慮すべきですね。
会社都合退社が転職先にバレる可能性
会社都合での退職が転職に不利であるなら、なるべく転職先に知られたくないと思いますよね。
退職が会社都合であることを知られずに転職することは可能なのでしょうか?
選考から入社までの流れに沿って考えてみましょう。
履歴書・面接
まず履歴書を書くときに迷うと思いますが、法律的には退職理由について必ず記載する義務はありません。
しかし面接のときに退職理由を質問される可能性は充分にあります。
わざわざ自分から切り出す必要はありませんが、もし聞かれた場合は退職理由を正直に話しましょう。
履歴書に「自己都合」と嘘を書いたり、面接時の質問で「自己都合」あるいは解雇であるのに「解雇以外の会社都合」などと虚偽の報告をしてはいけません。
経歴詐称となり、発覚した場合は内定取り消しや入社後でも解雇の理由となります。
転職先企業による調査
転職先の企業が、採用する人材の前職調査や素行調査を行う場合があります。
前職の会社やハローワークに問い合わせても、個人情報保護や守秘義務の関係で詳しい内部事情が流出する可能性は低いですが、絶対にバレないとは言い切れません。
今はSNSからも情報を集められるので、解雇されたことがわかるような投稿をしていたり、そうでなくても企業から見て問題のある言動が見られれば内定取り消しになり得るでしょう。
また、レアなケースではありますが、転職先に「離職票」の提出を求められることがあったら注意が必要です。離職票には退職理由が記入してあるからです。
本来は失業手当を受給するためにハローワークへ提出する書類なので、企業への提出は断ることもできます。
しかし離職票を求められるということは、退職理由を調べたいという意図があるのかもしれません。
提出しなくても離職票以外の方法で調査するか、すでにしている可能性があります。
入社後
転職先が前職と同じ業界・業種だった場合、共通して関わっている人物がいる可能性は高いです。
そういったところから前職の退職理由が解雇であったことが伝わってくるかもしれません。
また、気を許している人との会話やお酒の席などで、前の会社に解雇されたことがわかるような話を自分からしてしまうということもあります。
直接的に「解雇された」と言わなくても話の流れから察しがつく場合もあり、どのような会話が解雇の事実を知られるきっかけになるかわかりません。
もし選考で退職理由を知られずに入社できたとしても、隠し続けることを考えると心配が消えることはないでしょう。
入社できても気が抜けないって考えると、隠さないほうがいいような気がしますね。
秘密を抱えるというのはストレスの原因にもなりますから、後ろ暗いことなく働いていきたいなら打ち明けておいたほうが良いと言えますね。
会社都合退社でも転職を成功させるには
会社都合での退職は転職に不利。でも退職理由を隠し通すのは難しい。
じゃあ解雇されたらどうすれば転職できるんですか?
解雇されているからといってすべての企業が問答無用で不採用にするわけではありません。
すんなりとはいかないことを覚悟する必要はありますが、これからの成長を見込んでくれる企業との出会いを目指していきましょう。
面接で反省と更生の意思をアピールする
自分に非があって解雇されていた場合、解雇に至った原因について反省し、これからどう変わっていきたいかを伝えることで印象を変えることを試みましょう。
「上司との折り合いが悪く、反発してしまい仕事をスムーズに進行できませんでした」
嘘をつかないことは大切ですが、このような言い方だと前の会社への不満ともとることができ、悪い印象を変えることはできません。
「前職では協調性に欠けており、周りと足並みを揃えることができず解雇になってしまいましたが、和を重んじる大切さを学びました。
今後は個人だけでなく会社全体の発展を見据えられるようにし、他の方と協力し合いながら成長していきたいと思っています。」
このように解雇されたことで教訓を得て、それを活かして今後は変わっていきたいという熱意をアピールするようにしてください。
自力での転職活動が不安なら転職エージェントを利用する
上記のような明らかに自分に非がある場合でなくても、面接でどう説明すれば印象を変えられるのか悩む人もいると思います。
転職自体、自分の力だけで行うにはわからないことが多く、うまくいくか不安になる方は多いです。
転職エージェントを利用すれば、求人の紹介から入社まで細やかなサポートを受けられるので不安を感じることなく転職活動を行うことができます。
プロのキャリアコンサルタントに相談できるので、退職理由についてマイナスイメージを挽回できる受け答えを一緒に考えてもらうことも可能です。
自分ひとりで転職活動を行うのが不安な方は、転職エージェントを利用しましょう。
やっぱりサポートがあったほうがいいですよね。
ただ成功するだけじゃなくて、早く内定をもらうという点でもエージェントの利用は有効だと思います。
確かに仕事がない状態が長く続くのは経済的な不安にも繋がりますからね。
自力での活動に限界を感じるのであれば、早めに相談することをおすすめします。
会社都合退社からの転職まとめ
- 会社都合での退職は基本的に転職に不利
- 退職理由を知られずに入社しても隠し通すのは難しい
- 正直に打ち明ける場合、反省と更生の意思をアピールする
- 転職エージェントを利用すると転職成功しやすい
やっぱりまずは解雇された事実を受け止めて反省しないとですよね。
怒りや恨みの感情の方が強かったけど、切り替えて早く次の仕事が決まるように頑張りたいと思います。
自分を省みることができるのは成長できる証ですよ。
きっとそれをわかってくれる会社と出会えるはずです!
応援しているので頑張ってくださいね。
解雇されるのにも企業との相性などありますので、自分を責め過ぎないでもう一度、自己分析から始めてみましょう。
解雇からの転職でも前職より条件の良い企業に入社することも可能です。
前向きに転職活動に取り組んでください。
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